Case#S26

〈SE構法〉「パッシブ×中庭×全館空調」 一年中快適な家

新築 和歌山市関戸

住宅密集地でも、開放的な空間

N邸は、浅井良工務店の設計士が自分たち家族のために建てた家だ。敷地は住宅が密集する地域。この立地条件のもとで、いかに明るく快適でのびのびとした住まいを実現させるか――設計士の出した答えは、中庭を囲むパッシブデザインのプランだった。

 

建物の外からは家の中が見えず、中庭から明るい光と風を入れることができる。しかも高い耐震性能と開放的な大空間をSE構法によって両立させることができた。

パッシブを効果的にする「窓」のデザイン

住まいの中心になるリビングは、大開口の広々とした吹き抜け空間だ。中庭につながる全面の掃き出し窓と、吹き抜けの窓から明るい光が降り注ぐ。またリビングから中庭の向こうに見える回廊の窓をはじめ、多方向からの窓が光を取り入れ、風の流れを生み、住まいの中に美しい景色を作ってくれる。

天井に近い高窓もまた、採光はもちろん熱を逃す役割を果たす。これらの窓によって、住宅密集地とは思えない解放感と自然な心地よさが生まれている。

全館空調をエアコン1台でまかなえる

夏と冬のエアコンを使用する時期、N邸は全館空調によって家の中がほぼ一定の温度に保たれている。しかも使用しているのは16畳用の家庭用エアコン1台だけ。エアコンの風は家の中のダクトを通り、室内のあちこちに設けた送風口から流れ出る仕組みだ。

高断熱・高気密の家は室内の温度差が小さいことから、この方法をN邸で試みてみたところ予想以上の効果を発揮。光熱費を抑えながら、年間を通して快適さが保たれる住まいになった。

仕様Outline

建物種別 木造2階建て(SE構法)
立地 和歌山市関戸
延床面積 152.78㎡(46.21坪)
敷地面積 243.48㎡(73.65坪)
家族構成 ご夫婦+お子様3人
耐震性 耐震等級3(許容応力度計算)
断熱仕様 外皮平均熱貫流率(UA値):0.27W/㎡K/熱損失係数(Q値):1.54W/㎡K
気密測定結果 隙間相当面積(C値)=0.3c㎡/㎡
換気設備 全熱交換第1種ダクト式換気設備
自然素材 外壁(スイス漆喰・レッドシダー)、無垢床(1階チーク、2階オーク)、内装(漆喰塗装)
備考 全館空調(G-AIR)、長期優良住宅取得
Story

家が完成する
までの道のり

  • 工事着工日

  • 工事竣工日

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