DANRAN COLUMN DANRAN人のコラム

自然のエネルギーを活かした快適な暮らしと庭

ガーデニングや家庭菜園のスペースとして、子どもやペットの遊び場として、BBQなどアウトドアを楽しむスペースとして。さまざまな活用方法がある庭。身近なところに緑があることで、生活が潤い、安らぎを感じることができますよね。そんな心と体を癒やしてくれる緑のある庭と、住まいの関係についてお話します。

住まいに太陽のエネルギーを取り込むことで生まれた庭

浅井良工務店が手掛ける住まいは、自然のエネルギーを活用して快適な暮らしをつくるパッシブデザインの住まい。四季がある日本において、蒸し暑い夏と厳しい寒さの冬、それぞれに対応する快適な環境をつくることが重要になります。そのカギとなるのが、太陽との関係。敷地の南側には日射をとるために隣地と建物の間に外部スペースをとり、建物の南面に大きな窓を設けることにより太陽光のエネルギーを上手に活用します。

住む人のライフスタイルや敷地の条件などにより、そのスペースを駐車場に充てるというケースもありますが、四季の移ろいが身近に感じられる緑豊かな庭を設けるのも人気のスタイル。最も明るく、快適な南側の空間にリビングを持ってくることで、自然と庭が暮らしと隣り合う配置に。パッシブデザインの快適性と省エネに配慮した考え方のもとに、五感で自然を感じることができる豊かな環境を叶えることができます。

シンボルツリーには落葉樹がおすすめ

パッシブデザインの観点から見ると、植栽には落葉樹を選ぶことがおすすめです。落葉樹とは、夏は生い茂って強い日差しや熱を遮り、秋から冬は葉が自然に落ちて室内に暖かな日差しを取り入れることができるタイプの樹木のこと。暮らしに応じた性質だけでなく、季節の移ろいがはっきりと感じられるなど鑑賞用としての魅力もあります。

リビングと庭につながりを持たせ、より庭の風景を生活に取り込みたい場合は、掃き出し窓や外部デッキを設けたり、リビングの一部に庭とつながる土間空間を設けるなど、外と内に一体感を演出するという方法もあります。

大切なのは、ライフスタイルや住まいと調和のとれた庭づくり。実際の暮らしを想像し、建築会社と相談しながら検討を。枯れ葉の掃除や害虫対策など手入れの大変さに不安があるときには無理に落葉樹などの植栽を選ぶ必要はありません。日差し対策には、窓の外に取り付けるタイプの外付けブラインドなどを活用するといった方法もあります。自然の力を活用した住まいに付随して生まれる空間を、ぜひすてきな庭として活かしませんか。

2022.12.16
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