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はじめまして。

8月より入社しました當山将司(とうやままさし)です。
主に新築住宅の業務を担当する事になります。
 
設計事務所→地元工務店→浅井良工務店と建築業に携わり15年以上が過ぎました。
 
浅井良工務店に入ってみると、新しい知識として3つのポイントがありました。
お客さんにとっても重要ポイントだと思ったので、自分のアタマ整理も含めて、簡単にまとめてみます。
(※間違いがあったらごめんなさい m(_ _)m )
 
■ポイント① 浅井良工務店が採用したSE構法
SE構法(Safety Engineering)※直訳すると工学的に安全な構法
・木造住宅ですが、鉄骨造の考えを取り入れた木造住宅。
・建物全体に鉄骨造と同じような構造計算をする。(基礎も構造計算します)
・この構造を実現するための接合部の金物が優れている。
 
まとめますと、、、強いです。
弱点があるとすれば、、、費用が高いです。(一般の在来木造と比べて)
けれども、このSE構法は公共建築でも採用されるほど評価の高い構法で、木造の弱点克服、設計自由度の拡大、大空間の確保などの部分でとてもすぐれた構法だと思います。
イメージ的には木造(在来工法)と鉄骨造の中間に位置するがSE構法かなと感じてます。
 
■ポイント② 家の性能がわかる温熱計算
家の強さが構造ならば、家の性能を数値化するものが温熱計算です。
ここでいう性能とは断熱性能のことで、壁・屋根・基礎に使う断熱材や開口部のアルミサッシの性能を建物全体で数値化し、家の性能を評価するのが温熱計算です。
 
断熱性能を上げるためには材料費も手間もかかるのですが、長年の住みかとなる家の省エネ化はこれからのスタンダードになるかと思います。
 
■ポイント③ にいく前に。。。
ポイント①とポイント②に関しては、独自の技術を取り入れている会社は増えてきていると思います。
ポイント①:強固な独自構法(優劣は別としていろいろな構法があります)
ポイント②:高断熱仕様の省エネ住宅(今後、国から一定の基準で義務化されていく可能性もあります)
 
これからの家はこのあたりのポイントは標準になっていく可能性は高いと思います。
しかしながら、これらのポイントを最大限に生かすも殺すものところでポイント③が重要になってきます。
 
■ポイント③ パッシブデザイン
浅井良工務店ではパッシブデザインという考えをとても大切にしています。 
簡単なコトバにすると「光や風などの自然エネルギーを利用した家を作る設計手法」です。
個人的にはこのコトバをきちんと理解し、機能させるのが一番むずかしいと感じています。
 
パッシブデザインと聞くと見た目のデザインをイメージする人もいるかと思いますが、
そうではなくて「快適な家の “しくみ“を作る設計テクニック」っというイメージの方が近いと思います。
 
ポイント①と②をすれば自動的にポイント③につながるのではなくて、
ポイント①と②を最大限活用して、ポイント③を展開していく流れになります。
このポイント③の展開しだいで、家のランニングコストや快適性が変わってくると考えています。
 
 
 
長くなりましたが、がんばりますので、よろしくお願いします!
2019.09.30

この記事を書いたスタッフ

當山 将司

和歌山に住まう人へ贈る家づくり
「DANRAN」

パッシブデザイン設計、SE構法、高断熱高気密、認定長期優良住宅なら浅井良工務店へ。

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