【最新リノベニュース】人気の「二世帯リノベ」とは?(中編)
- コラム
「二世帯リノベコラム」第2弾は、多世帯住宅施工前の注意点に注目。
多世帯改修に失敗することがないよう、気をつけたい点を参考になさってください。
絶対後悔しない! 入念なプランニングがカギ
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工事が始まってしまうと、なかなか修正はききません。
着手する前に各自しっかり意見を出し合って互いに納得できるプランニングを行っておくことが重要です。
以下は、先の調査で二世帯住宅に概ね満足と答えた方々がプランニング時に重視した回答の上位項目です。
プランニング時の参考になさってみてはいかがでしょうか。
1.交流できる空間を設けること
同居のデメリットを意識して、完全分離スタイルの改修を検討される方が多いのが現状ですが、
家事支援し合ったり、家族の健康状態を日々確認できたりといった、
同居の良い点が削がれてしまう可能性もあります。
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上の表は二世帯住宅を新築した方がどれくらい交流スペースを重視したか表したもので、
下は「家族の交流スペースを重視した」と回答した方々が工夫されたスペースについてグラフにしたものです。
意外にも交流を重視されている方が多く、特に食事スペースを交流拠点と考えていることがわかります。
基本的な生活空間は分離しつつも、家族みんなの交流空間をどこかに設けておくことで、
煩わしさを感じることなく、多世帯住まいのメリットを受容することができるでしょう。
2.世帯の独立性の確保
世帯ごとのプライベートな生活空間を確保することも同時に重視したと回答した方が多数でした。
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また、独立性と共に必ず検討しておきたいのが家庭内における人の動きです。
朝の忙しい時間帯に家族の動線が鉢合ったり、活動時間の差異から生活音が気になったりといった
小さな積み重ねがストレスになってしまうこともよくあることです。
特に独立性を高めた間取りを希望しない場合は、共用場の使う時間や段取りをよく話し合っておくことで、
世帯間のストレスを事前にリスクヘッジしておくことができます。
あるいは、各自のスペースに簡易キッチンや物干し場など、必ず別にしておきたいものを
設けておくのもおすすめです。
3.収納は世帯別に確保
多世帯リノベーションをされる際に他におすすめしていることが、
収納スペースは世帯ごとにわけて広く設けておくことです。
リノベーションの場合、今ある収納だけで考える必要はありませんから、屋根裏や床下などに
活用できるスペースがつくれないか業者に確認し、家族に合った最適なプランを提示してもらいましょう。
【次回予告】多世帯リノベに必要な資金と活用できる補助金・施工事例もご紹介!
「二世帯リノベ」(中編)では、施工前に注意しておきたいポイントについて
メリットと照らし合わせながら解説してきました。
次回で最終回となる「二世帯リノベ」(後編)では、気になるお金関係の話題と、
実際の施工事例とお施主様のお声をお届けしたいと思います。
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