DANRAN COLUMN DANRAN人のコラム

地震に強い家はどう選ぶ?—SE構法・在来工法・2×4工法を比較してみました!

和歌山県で和歌山・南大阪を中心に
地元密着で新築・リノベーション・
リフォームをおこなっている
浅井良工務店です。

家づくりを進めていると、

「SE構法」
「在来工法」
「2×4工法」

といった言葉を目にすることがあります。

しかし実際には、

「違いがよく分からない」
「何を基準に選べばいいの?」

という方も多いのではないでしょうか。

構造は完成すると見えなくなる部分ですが、
住まいの安心や快適性、
そして将来の暮らし方にも
大きく関わる重要な要素です。

今回は代表的な3つの工法を比較しながら、
それぞれの特徴や違いをご紹介します。

 

3つの工法を簡単に解説!

 

比較に入る前に、
それぞれの工法の特徴を見てみましょう。

在来工法(木造軸組工法)

日本で最も普及している伝統的な工法です。

柱と梁、筋交いを組み合わせて
建物を支えます。
設計の自由度が高く、
変形地や敷地条件に
合わせやすいことが特徴です。


2×4工法(木造枠組壁工法)

北米で生まれた工法で、
壁・床・天井を一体化した
「箱」で建物を支えます。

規格化された部材を使用するため
品質が安定しやすく、
高い耐震性を確保しやすい工法です。


SE構法(木造ラーメン工法)

大型木造建築で使われる技術を
住宅に応用した構法です。

強固な柱と梁をSE金物で接合し、
さらに耐力壁を組み合わせることで
高い耐震性能を実現しています。

一般的な木造住宅では難しい
大開口や大空間も
実現しやすいことが特徴
です。

4つの視点から比較しました!

①間取りやデザインの自由度

住まいづくりにおいて、

  • 吹き抜けをつくりたい
  • 大きな窓を設けたい
  • 仕切りの少ないLDKにしたい
  • ビルトインガレージを設けたい

などの希望をお持ちの方は
少なくありません。

在来工法も比較的自由度は高いですが、
耐震性を確保するために必要な
壁や柱が増える場合が多いです。

一方、2×4工法
壁そのものが構造の役割を担うため、
間取りに一定の制約が生じます。

SE構法は構造自体が非常に強いため、
必要な柱や壁を少なくすることができ、
大開口や大空間の設計が可能です。

☝柱や壁が少ない空間に大開口を設けた事例。画像タップでこちらの施工事例をご覧いただけます。

②耐震性と安全性

地震大国である日本において、
住まいの耐震性は欠かせない要素です。

ただし、「どの工法が一番強いのか」を
単純に比較することはできません。

それぞれの工法には異なる考え方があり、
それぞれの方法で耐震性を
確保しているからです。

在来工法

柱・梁・筋交いを組み合わせて
建物を支える工法です。

日本で最も普及している工法であり、
設計の自由度がある程度高いことが
特徴です。

一方で、耐震性能は
設計や施工品質による影響を受けやすく、
住宅会社ごとの考え方や技術力によって
差が生まれやすい側面があります。


2×4工法

壁・床・天井を一体化した
「箱」で建物を支える工法です。

建物全体で地震の力を受け止めるため、
高い耐震性を確保しやすいことが特徴です。
その反面、構造上取り除けない壁が
多くなりやすく、
間取りの自由度との
バランスが求められます


SE構法

SE構法は、強固な柱と梁を
SE金物で接合し、
さらに耐力壁を組み合わせることで
耐震性を確保する構法です。

最大の特徴は、
一棟ごとに構造計算を行うこと。
接合部や構造材の破壊実験によって
得られたデータをもとに設計されるため、
どれくらいの力に耐えられるのか」を
数値で確認しながら
家づくりを進めることができます。

また、高い耐震性と大空間・大開口の
両立を
目指せることも大きな特徴です。

③将来の暮らしへの対応力

家は建てた瞬間が完成ではありません。

子どもの成長や独立、働き方の変化、
老後の暮らしなど、ライフスタイルは
少しずつ変わっていきます。

その時に重要になるのが
間取りの可変性」です。

SE構法は必要な耐力壁が少ないため、
将来的な間取り変更にも
柔軟に対応しやすいという特徴があります。

「今の暮らし」だけでなく、
「20年後、30年後の暮らし」まで考えると、
大きなメリットになるかもしれません。

④建築コスト

初期費用だけを見ると、
SE構法は決して安い工法ではありません。

高品質な専用部材や全棟構造計算などが
必要になるためです。

しかし家づくりは、
建てる時だけで終わるものではありません。

将来の暮らし方の変化に合わせて
間取りを変更しやすいこと。

大きな地震が発生した際にも
安心して暮らし続けられること。

そして永く住み継げること。

そうした将来まで含めて考えると、
家づくりの価値は
初期費用だけでは測れません。

SE構法は、高い耐震性能と
大空間を両立できるため、
ライフスタイルの変化に合わせた
リフォームにも
柔軟に対応しやすい
構法です。

建てた時の暮らしだけでなく、
10年後、20年後の暮らしまで見据えたとき、
その価値はより大きなものに
なるのではないでしょうか。

工法選びで本当に大切なこと

 

ここまで3つの工法を比較してきました。

しかし実は、工法そのものに
正解・不正解があるわけではありません。

大切なのは、

どんな暮らしをしたいか

を起点に考えることです。

  • 開放感のあるLDKで暮らしたい
  • 将来も間取り変更できる家にしたい
  • 地震への備えを重視したい
  • 予算とのバランスを重視したい

ご家族によって優先順位は異なります。

家づくりは工法を選ぶことが
目的ではありません。

その先にある暮らしを実現するために、
どの工法が最適なのかを
考えることが大切です。

 

私たちがSE構法を選ぶ理由

 

構造は完成すると見えなくなります。

しかし住まいにとって構造は、
安心・快適・耐久性を支える
最も大切な根幹部分です。

その部分を疎かにしないことが、
暮らし始めてからの満足度に
大きく影響すると私たちは考えています。

そしてそれは、
50年以上にわたり
住まいづくりに携わってきた経験の中で、

何度も実感してきたことでもあります。

SE構法なら、
それを高いレベルで実現することができる。

だから浅井良工務店は、
標準仕様としてSE構法を採用し、
一棟一棟、真摯に
家づくりと向き合っています。

SE構法でつくる開放感のある明るいLDK。画像タップでこのおうちの事例をご覧いただけます。

▶SE構法のはじまりはこちら

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2026.07.21
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