人が集まる空間には、理由がある。
和歌山県で和歌山・南大阪を中心に地元密着で
新築・リノベーション・リフォームをおこなっている
浅井良工務店の松本です。
今回は、デンマークにあるルードブレ市庁舎について少しご紹介します。
設計者はヤコブセン。
写真を見てまず印象に残るのが、すっきりとした空間の中にある色の使い方です。

空間そのものはとてもシンプルですが、柱や家具に色が使われていて、それがちょうどいいアクセントになっています。
照明も主張しすぎず、必要なところにシンプルに配置されています。
そして、個人的に好きなのが食堂の雰囲気です。
大きな窓から光が入り、たくさんの観葉植物が置かれていて、とても明るく気持ちのいい空間になっています。
こんな場所なら、いつもの食事もちょっとおいしく感じそうです。
置かれている椅子は、ヤコブセンのセブンチェア。
そしてテーブルは円形です。
円形のテーブルは、座る人同士の距離が自然と近くなって、みんなで顔を見ながら食事ができます。
「どんな家具を置くか」だけでなく、
そこで人がどんなふうに過ごすのか。
そんなところまで考えられているように感じます。

住宅の設計でも、同じことが言えると思っています。
広いLDKをつくることや、きれいな家具を並べることだけが目的ではありません。
朝、自然と家族が食卓に集まる。
休日には、同じ場所でそれぞれ好きなことをして過ごす。
何気ない会話が生まれる。
そんな「そこで過ごす時間」まで想像して空間を考えることが、家づくりでは大切だと思います。
色や家具、照明、植物、窓から入る光。
一つひとつは小さなことですが、その積み重ねが、その家らしい心地よさをつくっていきます。
浅井良工務店でも、間取りだけを見るのではなく、
「この家で、どんな時間を過ごしたいですか?」
というところから、一緒に暮らしを考えていきます。
まだ具体的な間取りが決まっていなくても大丈夫です。
「こんな雰囲気が好き」
「家族でこんな時間を過ごしたい」
そんなお話からでも、家づくりは始められます。
家カフェでは、性能や構造のことだけでなく、
洗濯動線や家事のしやすさ、
外とのつながり、植栽の考え方など、
実際の暮らしに近いところまでお話しさせていただきます。
どんな家が正解かではなく、
どんな暮らしが自分たちに合っているのか。
その入口を、ぜひ一緒に考えていけたら嬉しいです。

















