DANRAN COLUMN DANRAN人のコラム

吹き抜けには目に見えない効果がある

吹き抜けのよさは、目を閉じても伝わってきます。

「立体通風」が生まれる

まずその空気感です。

窓を開ける季節、空気の通り道が「タテ」に流れる「立体通風」が生まれます。暖かい空気は上に上るので、吹き抜けがあるとそこに上昇気流ができ、外の空気を引き込みながら上に向かって風が流れるのです。「ヨコ」に流れる風通しのよさともまた違う、立体的な空気の流れが自然な心地よさを招いてくれます。

家の中の温度格差は危険

部屋ごとに区切られている家の場合、冬に一部屋だけを暖房で温めると、トイレに行くときなど身体がブルっと震えてしまうことがありますよね。暖房している部屋と暖房していない部屋とでは10℃以上の温度差が生まれていることもあるそうです。部屋を出るのがおっくうになるだけでなく、ヒートショックで倒れてしまう危険さえあるのです。

吹き抜けが家全体を快適にする

吹き抜けの家の場合は、1階のリビングで暖房をつけると2階の廊下やホールも温まり、家全体の温度差が少なくなります。家の中全体がほぼ同じ温度だと、快適ですよね。ひとつの部屋にこもることなく行動的になれそうです。夏の冷房時も、温度差による身体への悪影響を避けることができます。

もちろんそのためには、魔法瓶のように家中を包み込む、高断熱・高気密の住宅性能が欠かせないことをお忘れなく。

 

「タテの空間が活きる家」ページはこちら

2018.12.10
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