Case#S57
〈セミオーダー住宅〉 家族が自然と集う、笑顔あふれる暮らし
和歌山県
「各々が部屋にこもるのではなく、家族がリビングに集まってだんらんの時間が過ごせること」を大切にされていたオーナーご夫妻。そのご希望に応えるため、家族が安心して過ごせる空間を住まいの中心に考え、南面に大きくひらいたLDKをプランニングした。南面には隣接する建物がなく、自然が広がる心地良い敷地。その環境を生かして陽の光をたっぷりと採り込み、吹抜けを通して2階までゆるやかにつながる空間とした。リビングには、階段の向こうまで見通せるオープン階段を採用。SE構法の梁とともに空間に奥行きと立体感をもたらし、キッチンからも広がりを感じられるようにした。アカシアの無垢床や造作家具の木の表情に、階段の黒い手すりがアクセントを添え、のびやかさの中にも落ち着きを感じられるLDKに仕上がった。
暮らしやすさを追求した 家族の居場所
LDKとひと続きに設けたのは、4.5帖の畳スペース。あえて個室にせず、LDKの一角に畳の居場所をつくったことで、自然な明るさや開放感が得られ、家族とのつながりも感じられる。ゆったりと育児に向き合ったり、家族で横になってくつろいだりできる場所を具体的にイメージしながら計画を進めた。
また、ご家族が強く希望されていたことの一つが、洗濯物を干せるスペースのゆとりだった。このご要望を叶えるため、ランドリールームは標準の間取りよりも広く計画し、ゆったりとしたスペースを確保した。さらに造作の作業台を設け、アイロンがけからアイロン用具の収納までスッキリと収まるように工夫。洗う、干す、整えるという一連の家事を、ひとつの空間で完結できるようにした。
「こんな場所がほしい」「ここはもう少し広くしたい」というご希望に合わせてプランを工夫する。家族の暮らしやすさに合わせて柔軟に組み合わせられる、セミオーダー住宅の魅力が詰まった住まいが完成した。
心地よさと安心を 住まいの土台に
この敷地の特性を生かし、陽の光や熱を採り込めるように設計。パッシブデザインの設計手法により、自然の恵みをエネルギーとして活用しながら、一年を通して心地よく過ごせる室内環境を実現した。
構造にはSE構法を採用し、許容応力度等計算による耐震等級3を確保。家族が集まる開放的な空間と、永く安心して暮らすための強さを両立している。
また、心地よさをつくるうえでは、光や温熱環境だけでなく、日々触れる素材も大切にした。床には、時を重ねるほどに色艶が深まる無垢のアカシアを採用。木の質感や足触りを身近に感じながら、年月とともに変わっていく表情も楽しむことができる。
心地よさも、安心も、年月とともに愛着を深めていけることも。これから続いていくご家族の暮らしを思い描きながら、一つひとつを丁寧にかたちにした住まいとなった。
仕様Outline
| 建物種別 |
木造2階建て(SE構法) |
| 立地 |
和歌山県 |
| 延床面積 |
104.33㎡(31.55坪)※玄関ポーチ1坪を含む |
| 敷地面積 |
304.72㎡(92.17坪) |
| 家族構成 |
ご夫婦+お子様2人 |
| 耐震性 |
耐震等級3(許容応力度等計算) |
| 断熱仕様 |
UA値:0.36W/㎡K
Q値:1.43W/㎡K
ηAC値(夏の平均日射熱取得率):1.0
ηAH値(冬の平均日射熱取得率):2.0
BEI:0.63
MJ:47,700 |
| 自然素材 |
外装:一部スギ板張り 内装:無垢フローリング(アカシア) |
| 気密測定結果 |
隙間相当面積(C値)=0.28c㎡/㎡ |
| 換気設備 |
第3種ダクト式換気設備(スウェフロー) |
| 備考 |
認定長期優良住宅取得
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