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快適さを左右する窓計画

窓は、建物の内と外とがつながる場所。
快適な室内環境をつくるカギを握っています。

 

 

快適な暮らしのための「最適な窓」とは

住まいのどの位置にどんな窓をつけるかは、快適な暮らしのための大事なポイントです。太陽の光を上手に取り入れ、風の通りをよくしてくれる窓が理想。窓からどんな景色が見えるかも大切なことですし、逆に外からの視線はさえぎっておきたいものです。また明るく開放的な大きな窓にしたいときは、その場所に耐力壁がなくても構造上の問題がないかどうかの計算が必要です。このように、いろいろな条件をクリアして、初めて「最適な窓」は生まれるのです。

 

光と風をどう取り入れるか

冬に窓から入る太陽の熱で部屋の中が温まるようにするには、夏とのバランスを考慮しながら南面に窓を大きくとります。また風通しがよくなるように窓の配置を考えておくと、夏でも朝夕の風の涼しさを感じることができます。風の出入り口になる2方向に縦すべり出し窓をつければ、小さな窓でも効果的に室内に風を入れることができ、防犯面でも安心です。吹き抜けにする場合は、天井近くの北面に排熱用の窓をつくっておくと、上昇気流からできる風がうまく流れてくれます。

 

数値に裏付けられた窓計画

快適さを左右する窓計画は、設計士さんの感覚だけに頼って設計されるべきではありません。快適さの裏付けとなる数値も必要です。

たとえば1階にLDKがある場合には、南面の窓面積をLDKの床面積の20%以上とると暖かさを取り入れるのに効果的です。また断熱性を確かめるためにはUA値(外皮平均熱還流率)が使われます。外皮つまり外に触れている部分から熱がどれだけ外に逃げるかを表す数値で、一般的な省エネ基準の指標となっています。ただし冬と夏では室内への日射の入り方が違うので、窓計画を立てるには冬と夏のバランスも考慮しなくてはなりません。そのため『DANRANの家』では、ηAH(暖房時の日射取得率)やηAC(冷房時の日射取得率)も重視し、冬暖かく夏涼しく感じられるための効果的な窓計画に役立てています。きちんと計算しながらつくられる「最適な窓」が、快適な環境を生み出してくれるのです。

 

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2018.10.02