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旅の中から

15年ほど前、バックパック(大きなリュックサック)でヨーロッパを一人旅したことがあります。
学生時代、雑誌でみた憧れの建築を自分の目でたしかめたくて建築旅行に旅立ちました。
 
そんな旅の中から自ら撮った写真と共に思い出に残っている建物をご紹介。
今回、紹介するのは日本ではあまり見かけないインパクトのある建築をピックアップ。
 
 
ビルバオ・グッゲンハイム美術館(スペイン/ビルバオ)
建築家:フランク・オーウェン・ゲーリー
 
古い町並みから見える異質な建築物、違和感よりもむしろワクワクとした高揚感を感じました。
 
       
 
最大の特徴はチタニウムでつくられた魚の鱗のような曲線の外壁。
 
 
 
      
 
 
航空機などを設計するCADを利用し、無規則な曲面でつくられた建築。
自分が想像できる建築スケールを遥かに超えたものでした。
 
 
 
高齢者のための100戸の集合住宅「オクラホマ」(オランダ/アムステルダム)
建築家:MVRDV(オランダを拠点とする建築家集団)
 
日産「マーチ」のCMにも登場したことがある建築。
なんといっても強烈に跳ね出したキャンチレバーが特徴的。
 
 
厳しい面積的条件から四角の建物の中には87戸しか入らない、、、
そこで、MVRDVが導き出した答えは残り13戸を跳ね出す事だった。
 
 
横からみると・・・ 
窓をみるとわかると思いますが、跳ね出してるのは2層分(2階)あります。
 
 
下に入ると・・・
 
 
 
ぐるりと反対側に回ると、カラフルなバルコニーがカワイイ。
 
 
 
CMに使われてたのは、この角度かな・・・?
  
 
 
この建物を見ていると、、、
 
「やろうと思えばなんだってできるんだぜっ!」
 
と言われている気がしました (^^)
2019.10.31

この記事を書いたスタッフ

當山 将司

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